2014年10月30日木曜日

白い粉を濫用してはいけません。

また刺激的なタイトルつけてしまいましたが。笑 「ダメ絶対」というやつです。

ホウ酸塩はもともと白い粉です。怪しいです。飛行機には多分持ち込めません。笑
市販のホウ素系薬剤はこれに有機溶剤やら足して溶液状にしてボトル売りしてます。
ネットでもE社の市販品が売ってるんじゃないでしょうか。高いですが。

薬局で売ってるホウ砂、例えばヒメアリとかのアリ退治とかならあれでも十分です。
ホウ砂と書いてほうしゃと読みますが、でも5%ぐらいしか濃度溶けません。

これまたネット上でも売ってる「アリメツ」という素晴らしい商品があるんですが、
あれのホウ酸濃度はわずか2%。残りは砂糖水ですかね。
鰹節にこれまぶしときゃ、アリはいなくなります。

お客さんにご相談頂いた時は自社で作りますがついつい濃くなり高くつきます。笑
屋外でも使えるケースとかセットだったりするので、正直あっちの方がよいですし。。

我々のはもっともっと濃いです。DOT20%。ホウ酸濃度換算で言いますと24%BAE。
他社で薄いものだと1/3とかあります、、、イエシロアリにはまずダメでしょうね。

あと、誰がどのように塗るかなんですが、我々はJBTA認定専門資格のホウ酸施工士。
いわゆる責任施工で、材工セットです。他社品は大工さん左官さんとかがついで?で
塗ってますから、雨対策とかどうなってるのかわかりません。くわばらくわばら。

事実関係だけ申し上げますが、某E社が保険会社からの通達で、10/1より保証期間を
最大15年から10年に短縮されました。。我々の後追いで15年にしてたんですけどね。

保険会社に払う保証料なんて数千円(我々は3千円、E社は15年で7,500円)ですので
金銭的な問題ではおそらくないはずですが。。まあ、15年の頃の条件も定期点検を
何回も何回も受けさせたり、多分に?マークだったんですが。

材料売りしてると問題が顕在化するであろうことは我々同業の立場からするともう
火を見るより明らかだったんですよね。。ちゃんと研修やマニュアルも必要ですし。

せっかく現在ホウ酸のマーケットにはブルーオーシャンが広がっているというのに、
同業からそのようなネガティブな話が出ると、守旧派(笑)から叩かれるのが目に
見えていますから、率直に言って迷惑です。冗談抜きでちゃんとやって欲しいです。

今、お客さんはもとより施工店でもボロンdeガードに切り替えたいというお話が、
当社はもとより、日本ボレイト本部・ JBTA 認定施工店に山のように来ています。。
地に足つけて、しっかり取り組みたいと思いますが。

でも話聞いてると材工込みなのにうちの方が安かったり、よくあるんですよね・・・
安すぎるのではないか・・・(これはE社加盟店大手すらにも言われました。。)
まあ、今は普及のために正義のために本部も施工店も頑張っている状況ですから。

というわけで、ホウ酸は容量用法を正しく遵守して、専門家の手に委ねてください。
住まい手さんも、ホウ酸もいろいろあり、くれぐれも類似品にはご留意ください。。
以前にも申しましたが、他社品には必ず輸入国産問わず有機系溶剤が入っています。

薄かったり、保管状況が悪かったり(そもそも結晶化するので殆ど保存効きません)
誰がどのように塗ったのかわからないと万一事故時に泣くことになりかねませんよ。
これは脅しではなく、現実に起きている話です。(我々は保険事故は本当にゼロ!)

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