2014年11月9日日曜日

住まいの劣化対策と、そのライフサイクルコスト

ストレートな題名です。

我々のボロンdeガードは、
イニシャルコスト≒ライフサイクルコストです。

ここ重要です。
これを謳うのには効果の持続が前提となります。

正確には新築15年保証なら定期点検2回は有償。
これも要らないとなれば、イコールとなります。

農薬であれ、ヒバ油であれ、効果は無くなります。
建物を手放すまで、朽ちるまで、ずっと再施工や
点検の費用負担が付きまとうわけです。

ちなみにヒバ油も神経毒の一種としてみる向きも
あるようで、シックハウスになる方も実際います。
揮発する以上屋内空気を汚し効果も消えるのです。
(詳しくは我々も業務提携させていただいている、
無添加住宅さまにヒノキチオールに関してお尋ね
いただければ、。)

当方の嫌いな工法の一つにベイト工法があります。
このベイト、逆に既存シロアリ業者さんあたりは、
好んで積極的に奨めてきます。

ご存知でしょうか。家の敷地、庭などに何箇所も
穴を掘って、薬剤の入ったケースを埋める訳です。

当然薬剤の効果はすぐなくなりますから、頻繁に
年に何回も変えたりする必要があります。
で、高度なノウハウ?があるからか危険性からか
住まい手さんでなく業者がやる必要あるんだとか。

自由の女神だかホワイトハウスだかに使われてる?
何年前の建物か知りませんが、一体いくらの金額を
メンテナンスに払い続けるのか、おぞましいですね。
ちなみに1886年がstatue of libertyの建立ですね。

ホワイトハウスに至っては1800年設立。
ベイト導入したのは1998年との情報がありますが。
何でこんなことしたと思います?
その時代なら既に全構造材でのホウ酸処理が常識。
まあ、既存物件だと、燻蒸するような国ですけど。

答えは、このベイトをどこの会社がやってるかです。
ホワイトハウスのベイトは、ダウ社のセントリコン。
言わずと知れた米軍事企業の中核で、巨大企業です。

だいたい、建物外のシロアリを根こそぎ殺そうとする
この発想が嫌いですね。軍事企業らしいと言えますが。
無用な益虫の殺生や、地球環境への負荷は要りません。

挙句住まい手さんは、ずっと屋外のシロアリその他の
虫を殺し続ける殺戮に否応なく加担させられた上に、
その費用負担させられる。業者は儲かるんでしょうが。

だいたい、タイトルに戻りますが、このベイトとやら
住まい、建物の劣化対策にはなんにもなっていません。

構造体の腐朽菌対策には一切効果ありません。ゼロ。
もちろんアメリカカンザイシロアリ飛んできたらOUT。
お布施だけしてひたすら被害がないのを祈るだけです。

無益なことせずちゃんとした劣化対策されてください。

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